上野駅 | 国立西洋美術館
開催期間:2022.06.04~2022.09.11
開催終了
ウジェーヌ・ブーダン 《トルーヴィルの浜》 1867年 油彩・カンヴァス 国立西洋美術館
エドゥアール・マネ 《嵐の海》 1873年 油彩・カンヴァス 国立西洋美術館 旧松方コレクション
クロード・モネ 《舟遊び》 1887年 油彩・カンヴァス 国立西洋美術館 松方コレクション
国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話から生まれた近代の芸術の展開をたどる展覧会を開催します。
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874~1921)と松方幸次郎(1866~1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館です。
本展では、開館から現在にいたるまでの両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真を通じ、近代における自然に対する感性と芸術表現の展開を展観します。
産業や社会、科学など多くの分野で急速な近代化が進んだ19世紀から20世紀にかけて、芸術家たちも新たな知識とまなざしをもって自然と向き合い、この豊かな霊感源から多彩な作品を生み出していきます。アトリエから戸外の光の下へ飛びだして、流れ去る時間を捉えようとする者たちもいれば、自然のなかに永遠のヴィジョンを求め、観念的、内面的な表現や革新的な造形的実験へ展開させていく者たちもいました。自然のなかの生命のサイクルに人の営みを重ね合わせた作品も生まれています。
足元の草花から広大な宇宙まで、そして人間自身を内包する「自然」の無限の広がりから、2つの美術館のコレクションという枠で切り出したさまざまな風景の響き合いをお楽しみください。自然と人の関係が問い直されている今日、見る側それぞれの心のなかで作品との対話を通じて自然をめぐる新たな風景を生み出していただければ幸いです。
国立西洋美術館リニューアルオープン記念
自然と人のダイアローグ
フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで
2022.06.04~2022.09.11
開催終了
9:30~17:30(金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
※日時指定制
月曜日、7月19日(火)(ただし、7月18日(月・祝)、8月15日(月)は開館)
一般 2,000円、大学生 1,200円、高校生 800円
※中学生以下は無料。心身に障害のある方及び付添者1名は無料(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳をご提示ください)。
※国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は各料金から200円引き。
※入場方法等についての詳細は、後日公式サイトで発表いたします。
国立西洋美術館
〒110-0007
東京都台東区上野公園7-7
JR上野駅下車(公園口)徒歩1分
京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅下車 徒歩8分
国立西洋美術館、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション