子ジカ 撮影:大竹英洋
カナディアン・カヌーの旅 撮影:大竹英洋
メープルの樹液を舐めるアカリス 撮影:大竹英洋
大竹英洋氏(1975~)は、北米大陸に広がる世界最大級の原生林「ノースウッズ」を、およそ20年間にわたり取材し、原生林に生きる動植物などの豊かな生態系と人との関わりを撮り続けてきました。2020年に出版された初の写真集『ノースウッズ――生命を与える大地』(クレヴィス)は、太古から人と自然の物語が紡がれてきた大地の厳しさと美しさを、写真と文章で綴った作品集です。同書が高く評価され、第40回土門拳賞を受賞しました。
本展では、同書収載写真を中心に、約20年間にわたり大竹氏が取材してきたノースウッズの写真パネル約40点を展示します。
大竹氏は、「動物も、草木も、人間も、さらには岩や水、火や風や雪といったあらゆる存在が、この地球から命を与えられ、生かされている」と、写真集のあとがきに記しています。本展を通じ、いま一度このことを思い出し、より良き未来について考えるきっかけとなれば幸いです。
大竹英洋写真展 ノースウッズ 生命を与える大地
2022.06.04~2022.07.10
開催終了
9:00~21:00
月曜日
入場無料
生活工房ギャラリー(3F)
154-0004
東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋駅」直結
東急・小田急バス「三軒茶屋」停留所そば
公益財団法人せたがや文化財団 生活工房、世田谷文学館