永青文庫外観
「栗色革包紺糸射向紅威丸胴具足」11 代細川斉樹所用、江戸時代(19 世紀)、永青文庫蔵(熊本県立美術館寄託)
「菊蒔絵提重」江戸時代(18 〜 19 世紀)、永青文庫蔵
肥後熊本 54万石を治めた細川家から歴代の美術品などを受け継いだ永青文庫。江戸時代より続く下屋敷跡で、大名家の伝来品を鑑賞できる東京で唯一の美術館です。
大名というと男性ばかりが注目されますが、その家族には女性やこどもが大勢いました。ではこどもたちは、大名家の中でどのように暮らしていたのでしょう。永青文庫の膨大な所蔵品の中には、細川家のこどもの肖像画、こども用の小さな能装束、写真など、こどもに関する様々な資料が残されています。本展では、そうしたこどもに関する作品を導入として、藩主所用の甲冑や参勤交代の絵図、大名調度などを合わせて展示することで、こどもにも分かりやすく大名家の暮らしぶりを解説します。
また、夏休みの自由研究のヒントとなるよう、小中学生向けの無料ガイドブックを発行します。夏休みに親子で楽しめる展覧会です。
令和4年度夏季展 こどもと楽しむ永青文庫
2022.07.30~2022.09.25
開催終了
10:00~16:30 (最終入館は16:00まで)
毎週月曜日(ただし9/19 は開館し、9/20 は休館)
一般1,000円、シニア(70歳以上)800円、大学・高校生500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
永青文庫
〒112-0015
東京都文京区目白台1-1-1
・JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅 出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分
・都電荒川線早稲田駅より徒歩10分
・有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分
・東西線早稲田駅(出口3a)より徒歩15分