塩田千春
《不確かな旅》
2016年
鉄枠、赤毛糸
展示風景:「不確かな旅」 ブレイン|サザン(ベルリン)2016年
撮影:Christian Glaeser
塩田千春
《静けさの中で》
2008年
焼けたピアノ、焼けた椅子、黒毛糸
展示風景:「存在様態」パスクアートセンター(ビール/ビエンヌ、スイス)2008年
撮影:Sunhi Mang
塩田千春
《内と外》
2009年
古い木製の窓、椅子
展示風景:ホフマン・コレクション(ベルリン)2009年
撮影:Sunhi Mang
塩田千春
《集積―目的地を求めて》
2016年
スーツケース、モーター、赤ロープ
展示風景:「アート・アンリミテッド」アートバーゼル(スイス)2016年
Courtesy: Galerie Templon, Paris/Brussels
撮影:Atelier Chiharu Shiota
塩田千春
《どこへ向かって》
2019年
白毛糸、ワイヤー、ロープ
展示風景:「塩田千春展:魂がふるえる」森美術館(東京)2019年
Courtesy: Galerie Templon, Paris/Brussels
撮影:木奥恵三
ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られています。しばしば個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきました。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせた圧倒的なインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズとなっています。
大型インスタレーションを中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、25年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会になります。「不在のなかの存在」を一貫して追究してきた塩田の集大成となる本展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感していただけることでしょう。
塩田千春展:魂がふるえる
2019.06.20~2019.10.27
開催終了
10:00~22:00
※火曜日のみ17:00まで
※ただし10⽉22⽇は22:00まで
一般1,800円、大高生1,200円、中学生以下600円、65歳以上1,500円
森美術館
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結)
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」3出口 徒歩6分
都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」7出口 徒歩9分
東京メトロ南北線「麻布十番駅」4出口 徒歩12分
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5出口 徒歩10分
森美術館