明治初年、憧れの日本を訪れた多くの英国人画家たちは、四季を彩る花々、つつましい人々の姿、子 を慈しむ様子、みごとな風景などに心服し、「美しき明治」を明るく澄んだ色彩で描きましたが、それらの 作品は海の向こうで永らく眠りについていました。
一方、日本人青年画家たちも、風景描写に詩情を加えた独自の水彩画「みずえ」を描きましたが、こう した絵は来日した人々の土産として海を越えていきました。
本展では日英の美術交流の様子、海外に渡った幻の画家の作品など約300点により、ひたむきで凛 とした明治という時代の「美しき」輝きを、現代に里帰りさせます。
府中市政施行65周年記念 おかえり「美しき明治」
2019.09.14~2019.12.01
開催終了
10:00〜17:00(入場は閉館の30分前まで)
祝日を除く月曜日、9月17日(火)、24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
一般700(560)円、大学・高校生350(280)円、小・中学生150(120)円
※( )内は20名以上の団体料金
府中市美術館
東京都府中市浅間町1-3(都立府中の森公園内)
03-5777-8600(ハローダイヤル)(受付時間:10:00〜17:00)
京王線府中駅からちゅうバス多磨町行き「府中市美術館」下車すぐ
(府中駅バスターミナル7番乗り場から、毎時30分間隔で運行、100円)
府中市美術館、日本経済新聞社