現代のファンタジー文学として、20年にわたり世界的な人気を誇るハリー・ポッターシリーズ。その物語の背景にはイギリスをはじめ世界各国に古くから伝わる魔法や呪文、占いなどがあります。
科学が発達していなかった時代、薬草による治療や占星術による占いは魔法のように考えられており、かつての書物をひも解くと、そこには当時の人々が信じた魔法や魔術の記録が残されています。
本展では、ロンドン・大英図書館が誇るコレクションから、ハリーが通ったホグワーツ魔法学校のカリキュラムに沿って、薬学、錬金術、天文学、フェニックスやドラゴンといった想像上の動物などにまつわる貴重な資料を選び抜き、紹介します。また、J.K.ローリング自身が所有する直筆原稿やスケッチも展示します。
なお、本展は、大英図書館が2017年に企画・開催した展覧会“Harry Potter: A History of Magic”の国際巡回展で、昨年のニューヨーク・ヒストリカル・ソサエティに続き、日本での開催が決定しました。大英図書館の大規模な展覧会が日本に巡回するのは初めてであり、その充実したコレクションの一端をご覧いただける絶好の機会となるでしょう。
ハリー・ポッターと魔法の歴史
2020.09.05~2020.11.08
開催終了
10:00~17:00(入場は閉館30分前まで)
未定
未定
兵庫県立美術館
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