佐藤翠《Diaphanous pink window I》
2019, Glitter, oil and acrylic on canvas 194.5×259.3cm
photo by Kenji Takahashi © Midori Sato, Courtesy of Tomio Koyama Gallery / Koyama Art Projects
佐藤翠《Diaphanous pink window II》
2019, Glitter, oil and acrylic on canvas 194.2×259.3cm
photo by Kenji Takahashi © Midori Sato, Courtesy of Tomio Koyama Gallery / Koyama Art Projects
佐藤翠 《Bouquet of roses I》
2019, Oil and acrylic on canvas © Midori Sato
佐藤翠(1984-)は、服や靴などのファッションアイテムがひしめくクローゼットや、装飾的な文様で覆われたカーペット、そして色彩豊かな花々を、油彩やアクリルで描くアーティストです。ドレスやハイヒール、花や果物など、一貫して女性的なモティーフにこだわりながら、正面観を意識した構図やコントラストの強い色彩表現、身体性を感じさせる力強い筆のストロークによって、独自の絵画表現を追求してきました。個展やグループ展での作品発表のほか、小説の装丁画や挿絵を手掛けるなど、活躍の場を広げています。
本展では6点の新作を発表します。縦1.94×横2.59mにおよぶ《Diaphanous pink window I》を含む大作3点と、これまでも連作として描いてきた花やカーペットをモティーフとした小品3点です。
具象と抽象、現実とイマジネーションの世界とを行きつ戻りつしながら、絵画表現の魅力を追い求める佐藤の、新たな作風の展開にご注目ください。
佐藤翠「Diaphanous petals」展
2019.12.15~2020.04.05
開催終了
9:00~17:00(※最終入館は16:30)
会期中無休
大人 1,800円 シニア(65歳以上)1,600円
大高生 1,300円、中学生以下無料
ポーラ美術館 アトリウム ギャラリー
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
0460-84-2111(受付時間9:00~17:00)
箱根登山鉄道「強羅」駅から施設めぐりバス「湿生花園」行バスで「ポーラ美術館」下車すぐ
公益財団法人ポーラ美術振興財団