「藍釉粉彩桃樹文瓶」清時代(18世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵【全期】
重要美術品 「三彩獅子」 一対 唐時代(8世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵【全期】
重要文化財 「油滴天目」南宋時代(12~13世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵【全期】
「春日鹿曼荼羅」室町時代(15世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵【後期】
三菱創業150周年となる本年、三菱の第2代社長の岩﨑彌之助(1851~1908)、三菱の第4代社長の岩﨑小彌太(1879~1945)蒐集の古典籍、東洋の古美術品を所蔵する静嘉堂では、今日に伝えられた絵画や茶道具、陶磁器、漆工芸、彫刻、刀剣などから名品を精選し、前・後期に分けて展観します。展示室のエントランスでは、岩﨑家が明治から昭和初期にかけて所有した深川別邸(ジョサイア・コンドル設計、跡地は現在の清澄庭園)や麻布鳥居坂の本邸(跡地は現在の国際文化会館)に飾られていた作品が皆様をお迎えいたします。
本展では、重要文化財13点、重要美術品8点を含む、各ジャンルを代表する作品から数点ずつを選び、それぞれが互いの魅力を引き立て合い“競演”する様子を、楽しくご鑑賞いただけるような構成としています。名宝のたたえる格式ある美、斬新な意匠、卓越した技をご堪能いただければ幸いです。
また静嘉堂では開館以来、岩﨑家の社会貢献の精神を受継ぎ、わが国で作り出され、あるいは舶載された貴重な文化財を継承してゆくために、美術品の修理事業を行ってまいりました。本展では修理を終えて美しく蘇った山水画の屏風や掛幅、仏画や墨跡なども出品いたします。
夏の緑深い季節、自然豊かな世田谷の杜の中の“美の競演”を、どうぞお楽しみ下さい。
前期展示:6月27日(土)~8月2日(日)
後期展示:8月4日(火)~9月22日(火・祝)
※新型コロナウイルス感染予防及び防止のため、予定が変更される場合があります。来館前に美術館公式サイトで最新情報をご確認ください。
美の競演 静嘉堂の名宝
2020.06.27~2020.09.22
開催終了
10:00-16:30
月曜日(ただし8月10日、9月21日は開館)、8月11日(木)
一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名を含む)は700円
静嘉堂文庫美術館
東京都世田谷区岡本2-23-1
050-5541-8600(ハローダイヤル)
二子玉川駅から
二子玉川駅バスターミナル4番のりばから東急コーチバス「玉30・31・32系統」
「静嘉堂文庫」下車(所要時間は通常8~10分。運行本数1時間に約3本)。
案内標識に沿って徒歩約5分。
成城学園前駅から小田急線成城学園前駅下車、南口バスのりばから二子玉川駅行きバスにて「吉沢」下車。
大蔵通りを北東方向に徒歩約10分。
タクシー
二子玉川駅から美術館入口前まで約10分。タクシー料金約800円。(道路状況により前後)
徒歩
駅から静嘉堂まで徒歩で20~25分。
住宅街を通るので初めての方には少し分かりづらいです。
閉館までの時間にあまり余裕のないときは、バスかタクシーでのご来館をお勧めします。
公益財団法人 静嘉堂