「針薬方」米田貞能(求政)
永禄9年(1566)10月書写
個人蔵(熊本県立美術館寄託)
重要文化財「織田信長黒印状」藤孝・長秀・一益・光秀宛
天正5年(1577)3月15日
永青文庫蔵(熊本大学付属図書館寄託)
重要文化財「明智光秀覚条々」天正10年(1582)6月9日
永青文庫蔵
※12/22〜2021/1/31 期間限定展示
足利義昭に仕え、のちに織田信長に重用された明智光秀は、主君を同じくする細川家初代・藤孝と公私にわたり親密な間柄でした。そのため、細川家の文化財を伝える永青文庫には、信長が光秀や藤孝に宛てて出した書簡など、光秀の動きを知ることができる数多くの史料が伝わっています。そこからは、一向一揆との対決や、信長を裏切った荒木村重討伐、丹後支配などの場面において、ふたりが常に連携しながら行動していたことがうかがえます。
本展では、最新の研究をもとに、光秀の最初期の活動実態をはじめ、織田政権下での軍事的手腕、盟友・藤孝との協働、本能寺の変の意義までを、歴史資料から読み解くことで、「謀反人・光秀」のイメージを覆す、先進的な智将としての新たな人物像を提示します。加えて、細川忠興に嫁いだ光秀の娘・玉(ガラシャ)の波乱に満ちた生涯も関係史料から紹介します。
令和2年度冬季展 財団設立70周年記念
新・明智光秀論
ー細川と明智 信長を支えた武将たちー
2020.11.21~2021.01.31
開催終了
10:00~16:30 (最終入館は16:00まで)
毎週月曜日(ただし、11/23、1/11は開館)、11/24、1/12
年末年始(12/28~1/8)
一般1,000円、シニア(70歳以上)800円、大学・高校生500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
永青文庫
〒112-0015
東京都文京区目白台1-1-1
・JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅 出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分
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・東西線早稲田駅(出口3a)より徒歩15分
永青文庫、熊本大学永青文庫研究センター、熊本県立美術館