フィンセント・ファン・ゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》
1887年 油彩・板
ケルヴィングローヴ美術博物館
©CSG CIC Glasgow Museums Collection
エドガー・ドガ《リハーサル》
1874 年頃 油彩・カンヴァス バレル・コレクション
©CSG CIC Glasgow Museums Collection
サミュエル・ジョン・ペプロー《バラ》
1900-05年頃 油彩・カンヴァス
バレル・コレクション
©CSG CIC Glasgow Museums Collection
ギュスターヴ・クールベ《マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド》
1865年 油彩・カンヴァス バレル・コレクション
© CSG CIC Glasgow Museums Collection
ポール・セザンヌ《エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰》
1878-79年 油彩・カンヴァス
ケルヴィングローヴ美術博物館
© CSG CIC Glasgow Museums Collection
英国、スコットランド最大の都市グラスゴー。船舶の売買で大成功し「海運王」と称されたウィリアム・バレル(1861-1958)は、古今東西の美術工芸品など9,000点におよぶコレクションを築きました。本展は、その豊富なコレクションのなかから19世紀フランス絵画、オランダのハーグ派、「グラスゴー・ボーイズ」や「スコティッシュ・カラリスト」といったスコットランドの画家たちの作品を紹介します。写実主義から印象派への流れを辿りながら、英国人コレクターならではの視点にも迫ります。
バレルが収集した作品は、1944年にグラスゴー市へ寄贈され、83年から美術館「バレル・コレクション」として一般公開されてきました。「大気汚染の影響が少ない郊外に作品を展示すること」「国外に持ち出さないこと」が美術館建設に関しての条件だったため、この世界屈指のコレクションは永らく現地でしか見られませんでした。本展は、同館の改装に伴い奇跡的に実現した展覧会で、ドガの代表作≪リハーサル≫をはじめ、バレル・コレクション全73点が日本初公開となります。さらに、同市のケルヴィングローヴ美術博物館より、ゴッホによる肖像画や、バレルと同時期に同じく海運業で成功を収めたウィリアム・マキネスが収集したルノワール、セザンヌなど7点(うち3点日本初公開)を加え、総数80点を紹介します。
印象派への旅 海運王の夢
バレル・コレクション
2019.08.07~2019.10.20
開催終了
10:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
月曜日
※ ただし祝日は開館し翌火曜日休館。 8月13日は臨時開館
一般1,300円、大高生・70歳以上900円、中学生以下無料
静岡市美術館
静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
054-273-1515
JR静岡駅北口より地下道を利用して徒歩3分
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