厨子甕 琉球王朝時代 82.5×97.0×67.5cm
熊野本地絵巻断簡 紙本着色 室町時代 16世紀 26.2×42.1cm
祈りによって生まれた優れた造形は、常に宗教的な実用性を宿しています。それは作り手に、己を超えた大きな存在や亡き者を自覚させ、慎み深さや畏れる心、謙虚さを導き出しました。そして他の工芸品に比べ、個人や作為が表れることを抑え、美との結縁をいっそう濃くさせたのです。今展では新受贈の厨子甕(ジーシガーミ)を中心に、世界各地で作られた「祈りの造形」を紹介します。
祈りの造形 沖縄の厨子甕を中心に
2020.01.12~2020.03.22
開催終了
10:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
※会期中の第2水曜、第2土曜、第3水曜は10:00〜16:30(最終入館は16:00まで)
月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
大人1,100円(900円)、高大生600円(500円)、小中生200円(150円)
※( )は20名以上の団体
※団体見学の場合は事前申込が必要
日本民藝館
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