《女と猫》1975年
《サロメ・踊りの報酬》1977年
《散る花》1985年
《薔薇薄暮》1990年
小林ドンゲは1926(大正15)年、現在の東京都江東区亀戸に生まれ、1986(昭和61)年以降は千葉県印西市を拠点に活動した銅版画家です。当初、画家を目指していた小林は1949(昭和24)年に女子美術大学洋画科を中退後、関野凖一郎(版画家|1914-88)と駒井哲郎(銅版画家|1920-76)に銅版画を教わります。ドンゲという名は1954(昭和29)年 、弟の囲碁仲間であった僧から贈られたもので、優曇華(うどんげ)という三千年に一度咲くという伝説の花に由来しています。
本展では、初期から近作までの銅版画とその下絵、原版等158点を一堂に展覧、作家が人生をとおして追求してきた銅版画表現の魅力をお伝えいたします。その稀有なる世界をお楽しみください。
図録には全版画が収録された目録が掲載。
小林ドンゲ展 ファム・ファタル(妖婦)
2019.11.02~2019.12.22
開催終了
10:00〜18:00(入館は17:30まで)
月曜日(11月4日は開館)、11月5日(火)
一般600円(480円)、大学・高校生:400円(320円)、中学生以下無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
佐倉市立美術館 2、3階展示室
〒285-0023 千葉県佐倉市新町210
043-485-7851
・京成佐倉駅南口より、徒歩8分
・JR佐倉駅北口より、徒歩20分
佐倉市立美術館