「しきしま(磯城島)の」とは、万葉集に詠まれた大和(現在の奈良県域)の枕詞です。古代よりこのかた、大和の地は日本の国を代表するところでした。その大和の考古学を80年にわたって主導してきた奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の所蔵品の数々が集結します。
日本列島に生きた人々は先史時代以来、つねにユーラシア大陸や朝鮮半島から文化的刺激を受けて、多様かつ独自の文化を作り出してきました。最古の古墳が築かれ、古代日本国家の揺籃地となった大和は、その後の日本の歴史を牽引する政治・経済・文化の中心だったのです。
本展覧会では、いにしえの大和の地から出土した縄文時代〜中世の遺物から、日本列島の文化と国の成り立ち、そしてアジアとの文化交流を読み取り、時空を超えた壮大な歴史を鑑賞していただきます。
【秋の特別展】
しきしまの大和へ
— アジア文華往来 —
2019.10.05~2019.12.01
開催終了
10:00~17:00(最終入場は16:30まで)
※ 10月25日(金)および11月22日(金)は20:00まで開館延長(最終入館は19:30まで)
会期中無休
一般 900円|大高生 700円|中小生 400円
(20名以上の団体は各100円割引、障がい者手帳をお持ちの方は半額、介護者1名まで無料)
古代オリエント博物館
〒170-8630
東京都豊島区東池袋3-1-4
サンシャインシティ文化会館7階
03-3989-3491
JR池袋駅 東口より 徒歩13分
東京メトロ有楽町線東池袋駅 6・7番出口より 徒歩6分
古代オリエント博物館、東京新聞、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館