テニス(『新少女』表紙絵)竹久夢二 大正4年(1915)
春の丘(『少女画報』口絵)高畠華宵 昭和4年(1929)
落ち葉の帰り道(『少女倶楽部』口絵)高畠華宵 大正13年(1924)
雲動いて山高く霧晴れて谷深し(『新少女』口絵)竹久夢二 大正4年(1915)
女学生に扮した芸者の絵葉書 大正初期
今では女子大学生の卒業式のスタイルとして定着している女性の袴姿。宮中の装束に由来し、明治~昭和初期、およそ100年前には女学生の通学服として時代を象徴する装いであった袴は、現代においても魅力を放ち続けています。女性の袴が認められるまでには紆余曲折があり、また、袴は女学生だけでなくむしろより長く「働く女性」の装いでもあったことからは、ジェンダーレスで活動的な衣服としての側面もうかがえます。
和装から洋装へ移り行くはざまの短い期間に花開いた袴姿を、竹久夢二や高畠華宵が描いた絵、当時の雑誌、写真などの資料、さらに袴実物もまじえて展示し、その魅力や意義に迫ります。
はいからモダン袴スタイル展
―「女袴」の近代、そして現代 ―
2020.01.07~2020.03.29
開催終了
10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
月曜日
※ただし、1/13、2/24(月祝)開館、1/14、2/25(火)休館
一 般900円、大・高生800円、中・小生400円
※弥生美術館と二館併せてご覧頂けます。
竹久夢二美術館
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-2
03(5689)0462
東京メトロ千代田線〈根津駅〉及び
南北線〈東大前駅〉よりいずれも徒歩7分
JR上野駅 公園口より徒歩 20 分
弥生美術館