阪神芦屋駅 | 芦屋市立美術博物館
開催期間:2019.12.07~2020.02.09
開催終了
今井祝雄《F氏との1時間》1979年
ゼラチンシルバー・プリント
©Norio Imai, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
中村裕太《 日本ラインの石 》2018年
Photo: Nobutada Omote *参考画像
津田道子《あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。》2016年
Photo: Tadasu Yamamoto
久門剛史《Pause》2016年
サウンド、スポットライト、電球、木材、アクリル、鏡、アルミ、ジョーゼット、
ムーブメント、他 Photo: Tetsuo Ito *参考画像
かつて、多くの哲学者は「数とは何か」と議論を交わしました。時間や距離、人口、気温、貨幣、年齢、身長、体重、心拍数など、世界を構成する事象は数字で表されており、私たちは数に囲まれて生きています。
具体美術協会で活動後、70年代より写真や映像といったメディアを素材として「時間」について思考させる作品も生み出している今井祝雄、空間の特性を読み、音や光、影といった非物質的な現象を用いたインスタレーション作品を展開する久門剛史、映像の特性にもとづき空間演出とパフォーマーとの共同作業により制作を行なう津田道子、その土地の史実や文化の在りようを集め、自身の手により思索した造形物を通して、目に見えないつながりを解きほぐし顕在化する中村裕太。豊かに生きるために確かめながら暮らす日々の中、数は物事を考える上で中心的な役割をはたしています。しかし、相互認識のために共通言語として使用される数字は、価値基準が一致しなければ言語として成立しづらい繊細な性質も持っています。一方、数字に主導権を握られ、したたかな性格を持つものとして接する機会も少なくありません。常に寄り添う数字とどのように生きていくのか。
本展では、今井祝雄、久門剛史、津田道子、中村裕太の作品とともに芦屋市立美術博物館の所蔵作品を通して、「数」について意識を深めていきます。
art trip vol.03
in number, new world / 四海の数
2019.12.07~2020.02.09
開催終了
10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
月曜日(ただし、1/13は開館、1/14は休館)、年末年始(12/28-1/4)
一般700(560)円、大高生500(400)円、中学生以下無料
※同時開催「昔のくらし」展の観覧料も含む。
※( )内は20名以上の団体料金
※ 高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額になります。
※観覧無料の日:12月25日(水)、2020年1月13日(月・祝)
芦屋市立美術博物館
〒659-0052
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
0797-38-5432
阪神芦屋駅から徒歩約15分
阪神芦屋駅・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅から阪急バス
「新浜町行き」または「芦屋市総合公園前行き」(31・32・35・36・131系統)乗車、
「緑町(美術博物館前)」停留所下車
芦屋市立美術博物館