平山郁夫《シルクロードを行くキャラバン 東・太陽》2005年
平山郁夫シルクロード美術館蔵
戦後を代表する日本画家・平山郁夫(1930-2009)の芸術を支える重要なテーマに、シルクロードがあげられます。日本文化とは何かという命題のもと、1968年にその源流を訪ねてシルクロードに足を踏み入れた平山は、以降40年以上にわたって取材を重ね、文明や民族、宗教や文化が交差する歴史ある交易路の壮大な風景とそこに生きる人々を描き続けました。
平山はまた、取材をとおしてシルクロードに残る貴重な分解関の危機的状況に直面し、文化財保護の提唱・実践者として奔走したことでも知られています。
本展では、平山郁夫シルクロード美術館が所蔵する作品群の中から、ユーラシア各地や日本の美しい風景を描いた代表的な日本画と素描作品の数々をご紹介します。あわせて、彼の文化財保護活動の所産である貴重なコレクションから「釈尊伝」を中心とするガンダーラ美術を一堂に紹介します。
平山郁夫展シルクロードとガンダーラ美術
2020.01.25~2020.03.15
開催終了
9:00~17:00
※入場は閉館の30分前まで
月曜日(2月24日は開館)、2月25日
一般600円(480円)、大学生・高校生300円(240円)、中学生以下無料
川越市立美術館
埼玉県川越市郭町2-30-1
049-228-8080
東武東上線・JR川越駅、西武新宿線本川越駅から「小江戸巡回バス」で「博物館・美術館前」下車すぐ
川越市立美術館