藤城嘘、ハムスターの息子に産まれて良かった、都築拓磨、髙木ちゃー、杉本憲相、飯島モトハル、ら6名によるグループ展「フィジカルボディ・コンプレックス」 が、東京・新宿の新宿眼科画廊スペースOにて開催される。
本展では肉体を持たないバーチャルキャラクターと肉体を持つ人間との関係性を問い直します。バーチャルキャラクターは日本で独自の発展を遂げたコンテンツとして国外では認知されています。バーチャルキャラクターの隆盛、それはロラン・バルトが述べたような西洋的な「意味の帝国」とは異なる、正に「表徴の帝国」日本を表すような状況ではないでしょうか。
中身が壮年男性であることを全員が了解していながら美少女として扱う様は歌舞伎役者の女形のようでもあり、まさに表徴的でありましょう。しかし、役割を演じるながらも「自己」を持つ彼(女)らは魂を持ってしまったが故に直面する複数の問題があります。死なないと思われていたキャラクターの死。バックについている会社都合で交代させられる「魂」。犯さないと思われていたのスキャンダル発覚。
それでもなお人類とは違うベクトルで進化し続ける彼らと肉体を持つ我々はどのように影響を及ぼしあうのか。バーチャルキャラクターと人間の関係性を問い直します。
フィジカルボディ・コンプレックス
2019.12.13~2019.12.25
開催終了
12:00~20:00(水曜日~17:00)
木曜日
無料
新宿眼科画廊 スペースO
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