堂本印象(1891-1975)は、1919年に第一回帝展で初入選して以来、約60年にわたる画業において、常に日本画の限界を超えた最前線の表現に挑戦し続けた画家です。
印象は、生涯を通して風景、人物、花鳥、神仏など多様なモチーフを描きこなしましたが、特に1950年代半ばからは日本画家による抽象画という今までに見られなかった前衛的な表現を国内外で次々と発表し、画壇に鮮やかな足跡を残しました。
本展では、1963年に描かれた高知・竹林寺の襖絵を当館にて約14年ぶりに特別公開します。完全な抽象表現で彩られた豪快な襖絵は、日本の障壁画史においても画期的な作品です。あわせて、当館コレクションのなかから印象の画技が冴えわたる代表的な作品を紹介します。
DOMOTO INSHO
-驚異のクリエイションパワー―
2019.11.30~2020.03.29
開催終了
9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
年末年始 12月28日(土)~1月4日(土)
一般510円(400円)/高大生400円(320円)/小中生200円(160円)
※消費税込み ( )内は団体20名様以上の割引料金
※65歳以上の方(公的証明書のご提示をお願いします)は、無料となります。
※心身に障害のある方とその介護者1名(身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳)は、無料となります。
京都府立堂本印象美術館
〒603-8355
京都府京都市北区平野上柳町26-3
075-463-0007
【バス「立命館大学前」下車すぐ】
京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞