奥村土牛「猫」1974年
牛島憲之「花曇る」1981年
上村松篁「春静」1978年
田村耕一「青磁椿壺」1982年
鹿児島寿蔵「梅花粧」1962年
春の訪れと共に太陽は力を取り戻し、冬枯れの枝には緑が、野山には若草が萌え出します。地上に再 来する生命の兆しは、古来より人々に希望をもたらしてきたもので、美術の世界でも春を題材にした作 品が数多く創作されています。
今回の展覧会では、季節の風物を題材に求めることの多い日本画を始め、日本人による洋画、また、 漆芸や陶芸、人形などの工芸品からも春にちなんだ作品を選び、さらには、春に題材を採った詩歌を 併せて紹介します。
詩歌は、和歌はもとより、俳句、漢詩、現代詩などさまざまです。美術と文学が共 に詠う、春爛漫の気分に満ちた空間の中で、訪れた新しい季節に思いを巡らせながら、観る悦びと読 む悦びを満喫していただければと思います。
春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-
2020.01.16~2020.04.12
開催終了
10:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜日(祝日・振替休日の場合も休館)
無料
資生堂アートハウス
〒436-0025 静岡県掛川市下俣751-1
0537-23-6122
・JR「掛川駅」下車、南口よりタクシーで5分。
徒歩約25分。
・バス「掛川駅」南口より、市街地循環線(南回り)、「資生堂アートハウス 入口」下車、徒歩約5分。
・東名高速「掛川IC」より車で7分。新東名高速「森掛川IC」より車で30分。