群書治要巻第三十断簡 平安時代・11世紀 一幅
日本における紙に毛筆で文字を書くという習慣は、仏教伝来にともなう仏典の書写に始まります。もっぱら漢字が用いられていた中、やがて草書体を大胆に書き崩して仮名が生まれ、国風文化の開花とともに和様(日本風)の書が確立しました。一方、中世になると中国から禅僧が渡来して大陸の書風を伝え、その墨跡が景仰されるようになりました。以後、和様の書・唐様(中国風)の書それぞれに発展し、その歴史の中で、わが国には人さまざま、おびただしい数の書跡が遺されてきました。
センチュリーミュージアムの書跡コレクションの中からとりどりに選ばれたこのたびの展覧会を通じて、書の深遠なる世界、名筆の墨の香りに酔いしれてください。
名品抄-墨香耽美-
2020.01.06~2020.03.28
開催終了
10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
毎週日曜
【一般】500円(団体20名以上 400円)
【高校・大学生】300円(団体20名以上 200円)
【中学生以下】無料
センチュリーミュージアム
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東京都新宿区早稲田鶴巻町110-22
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