2002 春夏コレクション 撮影:伊奈英二、画像提供:島根県立石見美術館
2004-05 秋冬コレクション
2000-01 秋冬コレクション 撮影:篠山紀信
デスク周りに置かれた仕事道具 撮影:渡辺剛
「ひよしや」開店当初の森英恵、1951年頃
私の蝶は銀色に輝くジェット機のイメージよ。―
日本のファッションデザイン界のパイオニアである森英恵のこの言葉には、自身の代表的なモチーフである蝶に込められた想いが詰まっています。戦後の復興期にファッションデザイナーとして走り出し、東西の文化を融合させながら世界にはばたく力強い女性として活躍してきた森。1965 年にニューヨークで海外初のショー、1977 年には東洋人で初めてパリ・オートクチュール組合の会員となり、世界的なファッションデザイナーとしてその名を知られるようになりました。自身の名前を冠したブランドはもちろん、時代とともに第一線を駆け抜けてきた姿は、女性の社会進出の先駆けを象徴する憧れの女性像として人々に愛され続けてきました。
本展では森が、半世紀に渡り手がけてきたオートクチュールや映画、舞台の衣裳、ユニフォームなど、多岐にわたる手仕事の作品を通し、激動の時代をしなやかに切り開いてきた彼女の足跡を紹介します。
森英恵 世界にはばたく蝶
2020.02.22~2020.05.06
開催終了
9:30〜18:00(入場時間は17:30まで)
月曜日、2月25日(火)
※ただし 2月24日、5月4日(月・祝)は開館
一般900円、前売・団体(20名以上)700 円
高校生以下・70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です。詳しくはお問合せください。
◎学生とシニアのための特別割引デー「First Friday」
→ 学生証をお持ちの方と65歳~69歳の方は、毎月第一金曜日(3月6日、4月3日、5月1日)100 円
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
〒310-0063
茨城県水戸市五軒町 1-6-8
029-227-8111
水戸駅からは、バスをご利用になると便利です。「北口バスターミナル4~7番のりば」から乗車頂きますと、すべてのバスが水戸芸術館の最寄のバス停に停車します。
「泉町1丁目」下車、乗車時間は約10分です。降車後バスの進行方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、そのまま路地を直進してください。徒歩2分ほどで到着します。
公益財団法人水戸市芸術振興財団