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歌舞伎はわが国が世界に誇る総合芸術にしてエンターテインメントです。400年間にわたって芸を継承し様式美を追究する一方で、戦略的に他ジャンルとのコラボレーションや最先端のテクノロジーも取り入れながら時代に合わせた進化を続け、活況を呈しています。
世田谷・岡本を終の棲家にした六世中村歌右衛門(1917~2001)は、五世の次男として生まれ、女方ひと筋に歩みました。戦後、苦境に陥った歌舞伎を建て直し、海外公演や新たな演目にも挑戦し、その艶麗で品格ある芸風は日本のみならず世界も魅了しました。昭和から平成にかけて歌舞伎界を名実ともに牽引し、現在の隆盛へと導いた一人です。
本展では「京鹿子娘道成寺」「隅田川」「伽羅先代萩」「助六由縁江戸桜」「壇浦兜軍記」など、当たり役と言われた名作とともにその役作りを紹介、海外公演の足跡などもあわせて展観し、不世出の女方の人と芸に迫ります。
※展覧会期間中、一部展示替えがございます。
六世 中村歌右衛門展
2020.01.18~2020.04.05
開催終了
10:00~18:00(展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで)
毎週月曜
※ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館
一般=800(640)円
65歳以上、高校・大学生=600(480)円
小・中学生=300(240)円
障害者手帳をお持ちの方=400(320)円
※( )内は20名以上の団体料金
※1月24日(金)は65歳以上無料
※「せたがやアーツカード」割引あり
※障害者手帳をお持ちの方の介添者(1名まで)は無料
※クレジットカードは使用できません
世田谷文学館
世田谷区南烏山1-10-10
03-5374-9111(受付時間10:00~18:00)
京王線「芦花公園駅」南口徒歩5分
公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館