竹久夢二(1884-1934)が活躍した大正時代は、音楽を 楽しむ手段として楽譜が身近な存在でした。当時は楽譜の表紙を飾るイラストレーションが注目され、夢二はこの分野において、視覚面から音楽を多彩に表現しました。 古今東西の名曲を紹介した「セノオ楽譜」をはじめ、童謡や民謡を題材にした楽譜表紙絵を、夢二は数多く手掛けまし た。おしゃれなファッションに身を包んだ異国の少女、アール・ヌーヴォー様式で装飾を試みた植物図案、カラフルな色彩の連続模様、さらにレタリングや飾り枠にも趣向を凝らしながら、幅広い画風で楽譜を彩り、音楽愛好者から女学生までを魅了しました。
本展では夢二が繰り広げた楽譜表紙絵の世界と、大正期の音楽事情を紹介します。
レトロかわいい♡ 楽譜表紙イラストレーションズ - 夢二が描く大正ロマンの音楽イメージ ―
2019.10.04~2019.12.25
開催終了
10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
月曜日
※ただし10/14・11/4開館、10/15・11/5休館
一 般900円、大・高生800円、中・小生400円
※弥生美術館と二館併せてご覧頂けます。
竹久夢二美術館
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-2
03(5689)0462
東京メトロ千代田線〈根津駅〉及び
南北線〈東大前駅〉よりいずれも徒歩7分
JR上野駅 公園口より徒歩 20 分
弥生美術館