上村松園・松篁・淳之 三代 展

~近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜

東京富士美術館・本館企画展示室
開催期間:2020.02.29~2020.04.12 開催終了

政府機関の要請により新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、3月2日(月)から3月16日(月)まで臨時休館いたします。

3月17日(火)以降につきましては、公式ホームページ等をご覧ください。

 

「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」(『青眉抄』より)。上村松園のこの言葉が示すように、彼女は時代に流されない敬虔な眼差しで理想の女性の美を突きつめました。その凛とした気高さと温もりをそなえた女性像は今なお観る人々の心を魅了します。

 

本展では、松伯美術館所蔵の作品を中心に、「第 1 部:上村松園」、「第 2 部:上村松篁」、 「第 3 部:上村淳之」の3部構成で、近代随一の閨秀画家と謳われた上村松園と彼女の息子 松篁、そして孫の淳之の三代に流れ通う絵画芸術の系譜を辿ります。中でも「第 1 部」では、上村松園の生涯を大きく「建設期(=明治期)」「模索期(=大正期)」「大成期(=昭和期)」の 3 つの章に分け、折々のエピソードや松園自身の言葉、遺品などを紹介しながら、 明治・大正・昭和と時代が劇的に変化を遂げる中で、女流画家としての矜持を持って生き抜 いた松園の作品に込められた思いと、彼女が貫いた信念、人間性に迫ります。

展覧会名

上村松園・松篁・淳之 三代 展
~近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜

会期

2020.02.29~2020.04.12 開催終了

開館時間

9:00~17:00(※入館は閉館の30分前)

休館日

月曜日

入場料

一般 1,300円(1,000円)、大高生 800円(700円)、中小生 400円(300円)、未就学児無料
※( )内は各種割引料金〔20名以上の団体、65歳以上の方、当館メルマガ登録者ほか〕

会場

東京富士美術館・本館企画展示室

住所

東京都八王子市谷野町492-1

お問い合わせ

042-691-4511(受付時間 9:30~17:00)

アクセス

JR、京王八王子駅より西東京バスにて「創価大正門東京富士美術館」で下車

主催

東京富士美術館

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