ドローイングの可能性

清澄白河駅 | 東京都現代美術館 企画展示室 3F
開催期間:2020.03.31~2020.06.14 開催終了

本展は、線を核とするさまざまな表現を、現代におけるドローイングと捉え、その可能性をいくつかの文脈から再考する試みです。 デジタル化のすすむ今日、手を介したドローイングの孕む意義は逆に増大していると言えるでしょう。 それは、完成した作品に至る準備段階のものというよりも、常に変化していく過程にある、ひとや社会のありようそのものを示すものだからです。

この展覧会では、イメージだけでなく手がきの言葉も含めて、ドローイングとして捉え、両者の関係を探ります。また、紙の上にかく方法は、揺らぎ、ときに途絶え、そして飛翔する思考や感覚の展開を克明 に記すものですが、このような平面の上で拡がる線だけでなく、支持体の内部にまで刻まれるものや、空 間のなかで構成される線も視野に入れ、空間へのまなざしという観点から、ドローイングの実践を紹介します。更に、現実を超える想像力の中で、画家たちを捉えて離さなかった、流動的な水をめぐるヴィジョン(想像力による現実を超えるイメージ)というものが、ドローイングの主題として取り上げられてきた点に注目します。

 

最も根源的でシンプルな表現であるドローイングは、複雑化した現代において、涯しない可能性を秘めるものでしょう。

 

※会期変更となりました。詳しい情報は美術館公式サイトをご確認ください。

展覧会名

ドローイングの可能性

会期

2020.03.31~2020.06.14 開催終了

開館時間

10:00ー18:00(展示室入場は閉館30分前まで)

休館日

月曜日

入場料

一般 1,200 円/ 大学生・専門学校生・65 歳以上 800 円/中高生 600 円/ 小学生以下無料

会場

東京都現代美術館 企画展示室 3F

住所

〒135-0022
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)

お問い合わせ

ハローダイヤル 03-5777-8600(8:00-22:00 年中無休)

アクセス

東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅B2番出口より徒歩9分
都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅A3番出口より徒歩13分

主催

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館

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