葛飾北斎「鎌倉の権五郎景政 鳥の海弥三郎保則」(前期)
卍楼北鵞「椿説弓張月巻中略図 山雄(狼ノ名也)主のために蟒蛇を噛て山中に躯を止む」(前期)
葛飾北斎『椿説弓張月』続編 巻三 石櫃を破て曚雲出現す(通期)
二代葛飾戴斗『画本西遊全伝』四編 五 青竜山の妖怪三蔵を摂去(通期)
北斎が、江戸の浮世絵師を代表するビッグネームであることはよく知られていますが、その北斎には孫弟子も含めて200人にも及ぶ弟子がいたことはあまり知られていません。浮世絵研究の先駆者、飯島虚心による北斎の伝記『葛飾北斎伝』によれば、北斎は弟子に手取り足取り指南をするタイプではなかったようですが、弟子の能力を引き出し、多くの名手を育てたようです。
本展では館蔵品から選りすぐり、北斎と弟子が同じテーマで描いた作品を展示し、両者を比較する中でそれぞれの画風の特徴や影響関係に迫ります。北斎の魅力にとどまらず、巨大な師匠を前に自らの画道を模索する弟子たちの姿、これまで師匠の名の陰に隠れていた弟子の作品の魅力もご紹介します。
前期 2月4日(火)~3月8日(日)
後期 3月10日(火)~4月5日(日)
※前後期で一部展示替えを実施
北斎師弟対決!
2020.02.04~2020.04.05
開催終了
9:30-17:30(入館は17:00まで)
月曜日(ただし、2月24日は開館)、2月25日(火)
一般 1,000円、大高生・65歳以上 700円、中学生 300円、障がい者 300円、小学生以下無料
すみだ北斎美術館
東京都墨田区亀沢2-7-2
03-6658-8936
都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分
JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分
都営バス「都営両国駅前」より徒歩5分
墨田区内循環バス「すみだ北斎美術館前(津軽家上屋敷跡)停留所」からすぐ
墨田区・すみだ北斎美術館