ナニソレ
2020.3.22
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.ポール・セリュジエ。1888年、フランス北西部、ブルターニュ地域圏のポン=タヴェンで、滞在中のゴーガンから教えを受けて、奥行きを作らず、極めて簡略化された線とビビットな色面で構成された絵画を描きました。セリュジエはこの絵をパリに持ち帰り、アカデミージュリアンの仲間たちに見せます。その新しい美に魅了された仲間たちは、絵を《タリスマン(護符)》と名付けました。
それをきっかけに結成された集団は、ヘブライ語で「預言者」を意味する「neviim」から派生して「ナビ派」と名乗るようになりました!
ナビ派の作品が展覧できる企画展が、三菱一号館美術館で開催中です!