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Be-dan

デザイナーになるのに必要な要素とは?RAM・田部井さんに聞いてみた!(4/4)

2020.4.25

今月のBe-danは、展覧会の広告を手掛ける、デザイン会社RAMの田部井ゆい子さんにインタビュー!
最終回は、デザイナーになるために必要な要素や学んでおくべきことについて、詳しくお聞きしていきます。デザイナー志望の方は必見です!

第1回第2回第3回

 

 

―デザイナーになるために求められるものとは、何でしょうか?

 

何事にも探究心と好奇心を持って向かうことですね。 その先にデザイナーとしての表現が生まれると思い ます。

 

―これまでのお話でも、展覧会のデザインに携わるときは徹底的に調べるとお話されていましたよね。さまざまなジャンルに興味を持つのが大事ということでしょうか?

 

そうですね。どんな展覧会のお仕事でも、まずは自分たちがきちんと展示作品やその背景について理解していないと、なかなかお客様に伝えられません。

展覧会のテーマを掘り下げていくうちに自分の中の 断片的な知識や情報が思いがけずつながっていくことがあります。例えば、一見無関係な作品同士が実は 同じルーツを持っていたことを発見した時など、作品 に対する理解がより深まり、新しい魅力に触れること が出来ます。様々なことに意識的に興味を持つことが、とても大切だなと感じています。

 

 

―これに関しては常に注目している、というジャンルはありますか?

 

特定のジャンルに注目はしませんが、映画、本、音楽……その3つにはなるべく触れるようにしていま す。映像、文字、音を通して体験するその作品 の素晴らしい世界観から自然に感性を養うことがで きると思います。
忙しいと、インプットできる時間が少なくなってしまいますが。

 

―こういうアウトプットする仕事こそ、インプットが必要なのでしょうか?

 

そうですね。アウトプットする量の倍くらい、インプットしたほうがいいと思っています。インプットし続けることで 発想力が育まれるのではないでしょうか。

 

―RAMではアートディレクションや空間プランニングのお仕事もされていますよね。デザインのお仕事との違いはあるのでしょうか?

 

一見別々のお仕事に見えるかもしれませんが、空間 も平面も、実はものをつくる行為という意味では全く 同じなんです。どんなものづくりでも一番大切なのは コンセプトです。それを作り出すことがアートディレク ターの役割で、その先に様々な仕事の形があると考 えています。RAMでは、常にデザイナーであると同時 にアートディレクターの視線を持つように、と教えら れています。

 

 

―日常生活でふとしたときに、他のデザイナーの仕事に目が行ってしまうということはありますか?

 

特定のデザイナーに注目することはあまりありませんが、ジャンルに関わらずいろいろなものから発想が広がることはよくありますよ。

 

―デザイナー志望の人に向けて、「これだけは学んでおこう!」というものはありますか?

 

デザイナーは、どんなお仕事がいただけるかはお客様とのご縁次第、なにが役に立つかわからない職業です。だから、デザイン以外にもあらゆることに興味を持って世界を見てほしいです。それが、いつか必ず自分を助けてくれるときがくると思います。私たちも これまで思いもよらないご依頼を受けて視野を広げ てきました。

これからももっといろんなことに挑戦してみたいです!

 

4回にわたるインタビューはいかがでしたか?
いろいろなことに興味を持って楽しむことが、キーポイントのようですね。普段何気なく見ていたチラシやポスターも、これからはデザイナーさんたちがどれだけ心を込めて仕事をしているのかを感じられそうです!
田部井さん、ありがとうございました!

 

 

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ミュージアムグッズ愛好家・大澤夏美さん

第1回第2回第3回/第4回)

山口県立美術館 学芸員・萬屋健司さん

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Editor | 三輪 穂乃香

OBIKAKE編集部所属。

 

Writer | ニシ

美術と日本文化に癒しを求めるライター。記事とシナリオの間で反復横跳びしながら、何らかの文章を日々生産している。 

 

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