Be-dan
2020.3.9
今月のBe-danでは、「ミュージアムグッズ愛好家」の大澤夏美さんにインタビュー!
第1回では、ミュージアムグッズの魅力や楽しさについてお聞きしました。つづく第2回では、大澤さんの理想のミュージアムグッズなどを教えていただきました!
―収集したミュージアムグッズは、どのように保管されているのですか?
自室の押入れに大容量の収納ケースを入れて保管しています。その中にA5、A4、B4の3種類のクリアファイルを使い、パッキングして展覧会ごとに分類しています。これまで収集したグッズ・コレクションを、畳の上に並べてみたのがこちらです!
すごい量のミュージアムグッズ!それぞれ、美術館・博物館や展覧会ごとに分類されています。中には見覚えのあるグッズも・・・?
ショップ名や価格帯、商品名がわかるレシートは、とっても重要な資料なので一緒に入れて保管します!展覧会とコラボレーションしたぬいぐるみなど入ると、袋がパツパツになって保管がとても大変で(笑)。実際に使いたいと思ったグッズは、保存用と使う用に分けて購入しています。
―ミュージアムグッズを選ぶ時の基準などもあるのですか?
ミュージアムグッズには、その美術館・博物館が独自で企画・制作した「オリジナルグッズ」と、問屋さんが卸す「一般商品」の2種類があります。私は基本的に、オリジナルグッズを収集しています。中でも、博物館のミッションや展覧会のテーマがちゃんと表現されているグッズが欲しくなります!
―その中でも「良いミュージアムグッズ」は、どのようなグッズでしょうか?
私の主観ですが、本当にステキなミュージアムグッズは、感動を持ち帰るためのお土産や記念品としてだけでなく、博物館本来の活動ときちんと結びついている商品だと思っています。
たとえば、そのグッズを買うことで文化財保護活動に参加できたり、里山保護する活動に寄付することができるグッズが、良いミュージアムグッズだと思います。それには、展覧会を企画する学芸員さんや、地元のクリエイターさんの協力が必要なんです。博物館に関係する人びとのアイデアを集めて、博物館のアイデンティティが感じられるグッズが理想だと考えています!
―初心者が安心して楽しめるオススメのミュージアムショップってありますか?
やはり最初は、
博物館側の「こだわり」がしっかり感じられるミュージアムグッズが良いという大澤さん。Be-danで頂いたアドバイスを元に、皆さんぜひいいグッズを探してみてください!
次回は大澤さん流の鑑賞ポイントについてお聞きします。お楽しみに!
(第3回に続く)
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Writer | 齋藤 久嗣
脱サラして満3年が経過。現在は主夫業とアート系のブロガー&ライターとして活動中。
首都圏を中心にほぼ毎日どこかの展覧会に出没中。日本美術が特に好みです!(Twitter:@karub_imalive)
Editor | 静居 絵里菜
OBIKAKE編集部所属。